親知らずは
抜歯が必要なの?
不完全な生え方をしている親知らずは、磨きにくいため汚れがたまりやすく、さまざまなトラブルを起こします。周りの歯を巻き込んで虫歯になってしまったり、歯を手前に押して前歯の歯列を悪くします。早めに抜歯をしたほうがいいでしょう。
ただし、正しい生え方をして周りに炎症などが一切起こっていない親知らずに関しては、抜歯の必要はありません。他の歯を失った場合に移植したり、入れ歯を安定させる支えとして使ったりすることができます。
できるだけ早く親知らずを抜いておくことをおすすめしています
院長は、院内だけでなく院外でも外科処置の依頼を受けて出張するなど、親知らずの抜歯を得意とした歯科医師です。真っ直ぐに生えている歯だけでなく、根の曲がったケースや、歯茎の下に横向きで生えた埋伏歯などにも、できるだけ対応します。
下顎の親知らずの抜歯をする際には、患者さまにできるだけ痛みを感じさせないように、下顎孔伝達麻酔を使用しています。これは一般的な局部麻酔よりも痛みを感じづらくする方法です。
親知らずを放っておくと歯並びが悪くなる可能性があるだけでなく、女性の場合は妊娠中に歯周炎になっても麻酔が使えず、すぐに抜歯ができないことがあります。そのため当院では、将来のことを考えて、できるだけ早く親知らずを抜いておくことをおすすめしています。
【Webセミナー】インプラント医が教える残根抜歯・埋伏抜歯の基本 木村智憲院長
できるだけ痛みや腫れが少ない治療を提供します
当院では、親知らずの抜歯や歯の移植を得意としております。親知らずの抜歯には1時間程度かかることがございますが、ノウハウを身に付けていれば5~10分前後で完了することも可能です。私は、歯科医師を中心としたコミュニティーサイトにて、そういったノウハウを発信しております。
親知らずが横向きや斜めに生えることで、親知らずと前方の歯の間に隙間が生じます。その隙間に虫歯ができてしまい、発見しづらいために知らない内に神経まで虫歯が進むことがございます。そのため、こういった親知らずはできるだけ早く抜歯した方が良いと言われておりますので、お早めにご来院いただければと思います。
また、20歳前後の内に親知らずを抜歯することで、骨や歯茎が比較的短期間で改善したり、腫れや痛みが少なく済んだりするといったメリットがあります。